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花粉症と正しく診断する方法は?アレルギーの検査として同じ血液検査と皮膚検査を行います。これに加えて、花粉症特有の検査があります。
■血液検査と皮膚検査
血液にて花粉に対するIgEを検査します

アトピー性皮膚炎の検査でも行うアレルギーの検査です。血液検査では、血液内の好酸球、IgE、花粉に反応するIgE(特異的IgE)を調べます。皮膚検査は、花粉の成分で皮膚をすこしひっかくスクラッチテスト、皮内テストと呼ばれるものを行います。

現在、血液で検査できる花粉は以下の通りです。かなり細かい特定が可能です。

・樹木
スギ、ヒノキ、ハンノキ、シラカンバ、マツ、カエデ、ブナ、ビャクシン、コナラ、ニレ、オリーブ、クルミ、ヤナギ、アカシア、クワイネ科:カモガヤ、オオアサガエリ、ハルガヤ、ギョウギシバ、ナガハグサ、ヒロハウシケグサ、ホソムギ、アシ、コヌカグサ、セイバンモロコシ、コムギ、オオスズメテッポウ、スズメノヒエ

・雑草
ブタクサ、ヨモギ、ブタクサモドキ、オオブタクサ、ニガヨモギ、フランスギク、タンポポ、ヘラオオバコ、シロザ、アキノキリンソウ、ヘメスイバ、イラクサ、カナムグラ
です。

■花粉症ならではの検査:目の検査
眼脂や結膜をブラシ(ブラッシュサイトロジーというブラシを使います)を使って取り、結膜や眼脂の中の好酸球というアレルギーを起こす白血球がないか顕微鏡で観察します。

また、目に花粉の成分を点眼して、結膜炎を確認する点眼誘発試験があります。ただ、症状を起こす検査ですので、陽性の場合は少しツライ検査になります。(参考「花粉症の目の症状と対策法」)

■花粉症ならではの検査:鼻の検査
検査としては、血液検査と鼻にアレルギーを起こす物(小さなディスク)を入れて鼻の粘膜を観察する方法があります。後者は、ダニとブタクサしかありません(参考「アトピーと花粉症」)

これらの検査は、自分に症状が出ている時期に受けることが大切です。スギなら冬から春、ヨモギは秋の検査となります。

花粉の検査で原因が判ってもなかなか治らない……。
そんなときは、他の合併症が原因となっている可能性があります。














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