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花粉症と一緒に起こる合併症とは?花粉症の症状から引き起こされる合併症と呼ばれるものがあります。代表的なものをご紹介しましょう。
■副鼻腔炎
副鼻腔炎のレントゲン写真
花粉症の症状が長く続く場合や、花粉症の治療をしているにもかかわらず、なかなか症状が取れない場合は、副鼻腔炎を合併している可能性があります。副鼻腔炎は、鼻の診察、超音波検査、X線検査、CT検査で診断されます。(参考「花粉症が長引く?副鼻腔炎」)
■口腔アレルギー症候群
主に口の症状です
野菜やフルーツなどの食べ物を食べると、15分以内に唇の腫れ、舌やのどへの痛み・かゆみ・不快感を感じ、時に、舌・のどの腫れを起こす病気です。花粉症との関連が言われています。(参考「口だけにアレルギー?口腔アレルギー症候群」)
■喘息・気管支喘息
咳がひどく、長く続きます
口から肺までの経路である気管・気管支。この気管支が狭くなってしまう病気です。アレルギーを起こす物質であるアレルゲンが口から気管支に入ってくると、体が異物と認識して排除しようとします。この時、体に入らないようにするために、気管支にある平滑筋という筋肉が収縮します。その結果、気管支の内腔に近い粘膜(ねんまく)がむくんでしまい、その周りに痰がつきます。これは、痰と一緒に異物を出そうとするためです。
これが原因で、気管支の内腔が狭くなり、ヒューヒュー、ゼイゼイといった空気が狭い所を通る音がします。この音を「喘鳴(ぜんめい)」と呼び、症状を「喘息発作(ぜんそくほっさ)」と呼んでいます。(参考「アトピーと喘息の関係」)
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